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03月26日-06号

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  1. 野田市議会 2020-03-26
    03月26日-06号


    取得元: 野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    令和 2年  3月 定例会(第2回)                                                〇議事日程(第6号)          令和2年3月26日(木曜日)午前10時開議                  第 1 議案第 3号 野田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について   第 2 議案第 4号 野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について    第 3 議案第 5号 野田市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定につ            いて                                   第 4 議案第 6号 野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について           第 5 議案第 7号 野田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について            第 6 議案第 8号 野田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第 7 議案第30号 令和元年度野田一般会計補正予算(第10号)               第 8 議案第 9号 野田市斎場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について  第 9 議案第10号 野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について         第10 議案第12号 野田市自転車等放置防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について   第11 議案第13号 野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定について         第12 議案第19号 川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者の指定について        第13 議案第20号 野田市春風館道場指定管理者の指定について                第14 議案第14号 野田市手話言語条例の制定について                     第15 議案第15号 野田市立あおい空の設置及び管理に関する条例及び野田市心身障がい者福祉作業            所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について      第16 議案第16号 野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について           第17 議案第17号 野田市学校給食運営委員会条例の一部を改正する条例の制定について      第18 議案第21号 野田市立あおい空の指定管理者の指定について                第19 議案第22号 野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定について             第20 議案第32号 令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第5号)            第21 議案第 1号 野田市土地開発基金条例を廃止する条例の制定について            第22 議案第 2号 野田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について           第23 議案第18号 野田都市計画事業梅郷駅西土地区画整理事業施行に関する条例及び野田都市計画            事業野田駅西土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例の制定            について                                 第24 議案第31号 令和元年度野田下水道事業特別会計補正予算(第4号)           第25 議案第23号 令和2年度野田一般会計予算                       第26 議案第24号 令和2年度野田国民健康保険特別会計予算                 第27 議案第25号 令和2年度野田介護保険特別会計予算                   第28 議案第26号 令和2年度野田次木親野井特定土地区画整理事業特別会計予算        第29 議案第27号 令和2年度野田後期高齢者医療特別会計予算                第30 議案第28号 令和2年度野田水道事業会計予算                     第31 議案第29号 令和2年度野田下水道事業会計予算                                                                  〇出席議員27人 中  村  裕  介       木  村  欽  一       長     勝  則 濵  田  勇  次       木 名 瀬  宣  人       谷  口  早  苗 池  田  利  秋       栗  原  基  起       滝  本  恵  一 小  椋  直  樹       中  村  あ や 子       邑  樂     等 椿     博  文       星  野  幸  治       古  橋  敏  夫 織  田  真  理       吉  岡  美  雪       小  室  美 枝 子 山  口  克  己       深  津  憲  一       染  谷  信  一 平  井  正  一       西  村  福  也       内  田  陽  一 竹  内  美  穂       小  倉  良  夫       石  原  義  雄                                               〇欠席議員 なし                                               〇出席説明員 市        長   鈴  木     有    副    市    長   今  村     繁 教 育 委 員 会教育長   佐  藤     裕    水 道 事 業 管 理 者   斉  藤  弘  美 建  設  局  長   佐  藤  眞  平    市 政 推 進 室 長   上  原  正  夫 企 画 財 政 部 長   中  沢  哲  夫    総  務  部  長   佐  賀     忠 市 民 生 活 部 長   牛  島  修  二    自 然 経 済 推進部長   山  下  敏  也 環  境  部  長   柏  倉  一  浩    土  木  部  長   坂  齊  和  実 都  市  部  長   浅  野  開  作    保 健 福 祉 部 長   直  井     誠 児 童 家 庭 部 長   平  野  紀  幸    会  計 管 理  者   中  村  徳  夫 消    防    長   菅  野     透    生 涯 学 習 部 長   宮  澤  一  弥 学 校 教 育 部 長   長  妻  美  孝    選 挙 管 理 委 員 会   鈴  木     孝                            事  務  局  長              監 査 委 員 事務局長   飯  塚  浩  司    農  業 委 員  会   染  谷  隆  徳                            事  務  局  長              〇出席事務局職員 事  務  局  長   根  本  一  弘    事  務 局 参  事   川  島  信  良 事 務 局議事調査係長   大 野 木  亮  二                                               〇本日の会議に付した事件 1 議案第 3号 野田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について     1 議案第 4号 野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について      1 議案第 5号 野田市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定につ            いて                                     1 議案第 6号 野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について             1 議案第 7号 野田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について              1 議案第 8号 野田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について   1 議案第30号 令和元年度野田一般会計補正予算(第10号)                 1 議案第 9号 野田市斎場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について    1 議案第10号 野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について           1 議案第12号 野田市自転車等放置防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について     1 議案第13号 野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定について           1 議案第19号 川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者の指定について          1 議案第20号 野田市春風館道場指定管理者の指定について                  1 議案第14号 野田市手話言語条例の制定について                       1 議案第15号 野田市立あおい空の設置及び管理に関する条例及び野田市心身障がい者福祉作業            所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について        1 議案第16号 野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について             1 議案第17号 野田市学校給食運営委員会条例の一部を改正する条例の制定について        1 議案第21号 野田市立あおい空の指定管理者の指定について                  1 議案第22号 野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定について               1 議案第32号 令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第5号)              1 議案第 1号 野田市土地開発基金条例を廃止する条例の制定について              1 議案第 2号 野田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について             1 議案第18号 野田都市計画事業梅郷駅西土地区画整理事業施行に関する条例及び野田都市計画            事業野田駅西土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例の制定            について                                   1 議案第31号 令和元年度野田下水道事業特別会計補正予算(第4号)             1 議案第23号 令和2年度野田一般会計予算                         1 議案第24号 令和2年度野田国民健康保険特別会計予算                   1 議案第25号 令和2年度野田介護保険特別会計予算                     1 議案第26号 令和2年度野田次木親野井特定土地区画整理事業特別会計予算          1 議案第27号 令和2年度野田後期高齢者医療特別会計予算                  1 議案第28号 令和2年度野田水道事業会計予算                       1 議案第29号 令和2年度野田下水道事業会計予算                      1 議案第33号 和解について                                 1 議案第34号 令和元年度野田一般会計補正予算(第11号)                                                                               午前10時00分  開 議 ○議長(竹内美穂) ただいまから本日の会議を開きます。  日程に先立ちまして、この際、諸般の報告をいたします。  初めに、市長から報告第5号専決処分の報告についてがお手元に配付されておりますので、御了承願います。  次に、日程につきましては、お手元に配付の印刷物のとおりであります。  ただいまから本日の日程に入ります。  なお、本日の採決に当たっては、中村あや子議員から身体の都合により起立が困難との申出があったため、挙手をもって起立とみなすことといたします。 △議案第3号 野田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第4号 野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第5号 野田市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第6号 野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について △議案第7号 野田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について △議案第8号 野田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第30号 令和元年度野田一般会計補正予算(第10号) ○議長(竹内美穂) 日程第1議案第3号から日程第7議案第30号まで、議案7件を一括議題といたします。  本件に関し委員長の報告を求めます。 ◎総務委員長(山口克己) 総務委員会に付託されました議案7件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第3号野田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、会計年度任用職員制度の導入に伴い、服務の宣誓に関する規定を整備しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。正規職員会計年度任用職員の取扱いをあえて別にした理由について、第2条第2項の別段の定めとはどのようなものを想定しているのかについて質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。初めに、反対討論について申し上げます。会計年度任用職員制度は、フルタイム、無期雇用が原則という国際ルールからも、公務の運営は任期の定めのない常勤職員を中心とする原則からも逸脱していると考え、制度導入に係る地方公務員法及び地方自治法の一部改正に反対していることから、この法律に基づく条例改正であるこの議案に反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。会計年度任用制度の導入については、会計年度で任用される在り方自体に問題があると考え、反対してきたが、制度の導入は確実であり、新年度から順次採用される職員がいる限り、地方公務員法において職員は条例の定めるところにより服務の宣誓をしなければならないとあることから、賛成するものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、財政負担の平準化を図ることを目的に、常勤の特別職の退職手当の支給方法に関する規定を整備しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。退職手当を受け取る職員への影響について、他市の取扱い状況について、支出の平準化を図る上で別の方法を取っている事例はあるのかについて質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号野田市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、職員の政策法務能力の向上を図ることを目的に、弁護士資格を有する者を配置する等、高度の専門的な知識、経験または優れた識見を有する者を特定任期付職員として採用するため、採用及び給与の特例に関する規定を整備するとともに、所要の改正を行おうとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。法規事務等支援業務委託との役割分担について、特定任期付職員の募集方法について、業績手当の算定基準について、武力攻撃災害等派遣手当について、不当要求行為に対する特定任期付職員の役割について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、行政需要の増加等に対応するため、職員の定数に関する規定を整備しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。定数の算定根拠について、令和2年度の配置職員への考え方について、新設を予定されている子ども部への職員配置について、定数に会計年度任用職員や再任用職員が含まれているのかについて、常勤の正規職員の人数について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。職員の定数を業務量に応じ必要とされる職員数の限度にするという考え方や消防力強化、急な行政需要にも対応できる職員体制はこれまで求めてきたものだが、この議案は1年雇用の非常勤職員、臨時職員の固定化が前提となっていると考えられる。また、正規職員会計年度任用職員や再任用職員の割合を考慮して、業務量に応じ必要とされる職員数の限度に見直し、これまで以上に民間活力を推進していくものとしているが、指定管理制度には反対の立場を取っていることから、職員定数の中に正規職員を増やすべきとの意見を付してこの議案に賛成するというものであります。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号野田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う建築物のエネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正により、低炭素建築物新築等計画認定等並び建築物エネルギー消費性能向上計画及び基準の適合の認定等について、簡易な評価方法が認められたことに伴い、建築関係手数料に関する規定を整備しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。現在の取扱いとの違いについて、簡易な方法により手数料は減額されるのかについて、施行期日を公布の日からとした理由について、野田市及び全国の都市の低炭素化の普及状況について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号野田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、民法の一部改正等を受けて、入居手続に関する規定等を整備するとともに、入居者の退去に伴う老朽化した野田市営太子堂団地の用途を廃止しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。規則で定める書類の内容について、太子堂団地の敷地の所有者及び跡地利用について、市営住宅としての建て替えは考えているのかについて、民間共同住宅の借り上げなどに関する調査研究の状況について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。初めに、反対討論について申し上げます。厳しい経済状況の中、市営住宅を必要とする市民が多く存在していることから、団地の存在をなくすことには反対であり、建て替えと増設を行うべきと考えるため、この議案に反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。本改正の主な内容は、民法の一部改正を受けてのものだが、特に高齢者や独り暮らしの方にとってみれば、保証人を立てるということがかなりのハードルであった中で改正されたという背景は重要である。また、住居は人の権利にとって重要であることから、長寿命化を図りながら、よりよい方策を取りつつ、公共施設の更新に関する個別の計画の策定に臨んでいただきたいと意見を付して、この議案に賛成するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第30号令和元年度野田一般会計補正予算(第10号)について申し上げます。  本補正予算案は、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費債務負担行為及び地方債の補正であり、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,088万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ518億6,585万7,000円にしようとするものであります。  主な質疑について要約して申し上げます。プレミアム付商品券に係る繰越し理由について、個人市民税の普通徴収の増額理由、特別徴収の減額理由及び滞納繰越し分の減額理由について、固定資産税の減額要因について、被災住宅修繕緊急支援事業補助金は台風被害に対するものかについて、防災・安全交付金及び社会資本整備総合交付金が減額されたことによる影響及び今の時期に内示額が減額された理由について、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の事業内容について、給食費収入の減額理由について、市史編さん委員会専門委員報酬が減額されることによる発刊計画への影響について、通知カード個人番号カード関連事務の委任に係る交付金の内容について、こぶし園管理運営費の賃金の減額による運営への影響について、臨時保育士等賃金及び保育所管理運営費の減額理由並びに予算上の予定数雇用できなかったことによる現場への影響について、鉄道高架事業の今後の見通し及び起債について、鉄道高架事業債合併特例債から防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債へ組み替える根拠及び償還計画への影響について、国のGIGAスクール構想により期待できる効果及びランニングコストの見込みについてなどの質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。消費税増税の補填策であるプレミアム付商品券発行事業費自転車等駐車場指定管理料あおい空指定管理料木間ケ瀬保育所指定管理料春風館道場指定管理料個人情報保護の問題等の危険性が潜むマイナンバーに関連する補正が計上されていることから、この議案に反対するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会に付託されました議案7件について報告を終わります。 ○議長(竹内美穂) ただいまの報告中、議案第3号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆織田真理議員 私は、日本共産党を代表しまして、議案第3号野田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対の討論をいたします。  日本共産党は、来年度から導入される会計年度任用職員に反対しております。パートタイム・有期雇用労働法が施行され、正規社員と非正規社員の不合理な待遇差を禁止することとなりました。しかし、公務員は除外とされ、この1年任用の会計年度任用職員制度はまさに逆行していると言えるのではないでしょうか。フルタイム、無期雇用が原則としている国際的なルール、公務の運営は任期の定めのない正規職員を中心とする、この原則からも逸脱しているものです。  以上のことから、議案第3号野田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対といたします。 ○議長(竹内美穂) ほかにありませんか。(討論なし)これにて討論を終結いたします。  これより議案第3号野田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第4号野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第5号野田市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第6号野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第7号野田市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆長勝則議員 私は、日本共産党を代表して、議案第8号野田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対する立場で討論いたします。  今回のこの条例の制定は、民法の一部改定に伴う保証人連署の規定の廃止等の規定整備とともに、入居者の退去に伴い、老朽化した野田市営太子堂団地の用途を廃止しようとするものであります。問題は、廃止しようとする市営住宅ですが、老朽化に伴い、使用は難しいと思いますが、公営住宅の性格からいって団地の存在をなくすことには反対です。建て替えと増設を行うべきと考えます。よって、議案第8号野田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対といたします。
    ○議長(竹内美穂) ほかにありませんか。(討論なし)これにて討論を終結いたします。  これより議案第8号野田市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆織田真理議員 私は、日本共産党を代表しまして、議案第30号令和元年度野田一般会計補正予算(第10号)に反対の立場で討論いたします。  この補正予算は、過不足額、事業費の減額などによる補正とされています。しかし、自転車等駐輪場、あおい空、木間ケ瀬保育所、春風館道場の指定管理料が含まれております。日本共産党は、保育所、障がい者施設、介護施設、図書館等、社会福祉施設、清掃業務等々、国言いなりの行政改革の名の下に指定管理化、民間委託化されることに反対しております。さらに、個人情報の流出等が問題となっているマイナンバーについても、この制度に潜む危険性を指摘するとともに、制度そのものに反対です。  また、安倍政権が提案しているGIGAスクール構想の前段階として、教員用のデジタル教科書が計上されています。日本共産党は、GIGAスクール構想について、子供たちは人との関わりの中で豊かな学びができる、教員が専門性を発揮するためには教員を増やすことこそ必要だとし、反対しています。  以上のことから、議案第30号令和元年度野田一般会計補正予算(第10号)に反対といたします。 ○議長(竹内美穂) ほかにありませんか。(討論なし)これにて討論を終結いたします。  これより議案第30号令和元年度野田一般会計補正予算(第10号)を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 △議案第9号 野田市斎場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第10号 野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について △議案第12号 野田市自転車等放置防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第13号 野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定について △議案第19号 川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者の指定について △議案第20号 野田市春風館道場指定管理者の指定について ○議長(竹内美穂) 日程第8議案第9号から日程第13議案第20号まで、議案6件を一括議題といたします。  本件に関し委員長の報告を求めます。 ◎環境経済委員長(吉岡美雪) 環境経済委員会に付託されました議案6件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第9号野田市斎場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、市外居住者に係る火葬料の見直しにより、市民が利用しやすい環境を整備するため、使用料に関する規定を整備しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。野田市外からの利用割合と他市における市外からの利用割合について、使用料引上げによる効果の見込みについて、施設使用における市外からの利用状況等について、火葬料が15歳で区切られている理由について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、国民健康保険財政調整基金を活用して保険料を引き下げることを目的に保険料率を改定するとともに、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、賦課限度額及び軽減判定所得に関する規定を整備しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。保険料の引下げによって、将来の住民負担は増えないのかについて、年度末の財政調整基金残高の見込みと基金活用の考え方について、保険料引下げの対象となる加入世帯数について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号野田市自転車等放置防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、消費者モニター制度の廃止に伴い、野田市自転車等駐車対策協議会の委員の構成に関する規定を整備しようとするものであります。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定について申し上げます。  本案は、愛宕駅前の指定地にホテルを誘致し、もって都市機能の充実、本市の経済の活性化及び観光の振興並びに雇用の促進を図ることを目的に、誘致に関する減免措置及び奨励措置に関し必要な事項を定めるため、制定しようとするものであります。  主な質疑について要約して申し上げます。本案の雇用奨励金は、従来のトライアル雇用奨励金とは別なのかについて、ほかの地域のホテル事業者との公平性について、固定資産税等の減免に加えて、上下水道料金の助成、建設費等の補助の3本立てとした理由について、減免をした場合と助成をした場合との手取額の比較について、事業者の募集方法について、この条例は地方自治法第222条にある新たな予算を伴うものに該当しないのかについて、目的が観光振興となっているが、その計画や方針について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者の指定について申し上げます。  本案は、川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者としてサイカパーキング株式会社を指定しようとするものであります。  審査に当たり、委員から随意指定とした理由について質疑があり、当局から答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号野田市春風館道場指定管理者の指定について申し上げます。  本案は、野田市春風館道場指定管理者として特定非営利法人野田春風会を指定しようとするものであります。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、環境経済委員会に付託されました議案6件について報告を終わります。 ○議長(竹内美穂) ただいまの報告中、議案第9号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第9号野田市斎場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第10号野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第12号野田市自転車等放置防止に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆長勝則議員 私は、日本共産党を代表して、上程された議案第13号野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定について反対の立場で討論を行います。  目的の第1条に、愛宕駅前の指定地へのホテルの誘致に関する減免措置及び奨励措置に関し、都市機能の充実、本市の経済活性化、観光の振興、雇用の促進を図るとされています。優遇の中身は、下水道使用料、水道料金助成金、土地家屋の賃借料の助成金、さらに建築費の補助金など、行き過ぎた誘致政策ではないかと考えます。ホテル誘致のための優遇策よりも、もっと地域に根差した地元中小零細業者への手厚く、実質的な支援を優先すべきと考えます。市民の理解や費用対効果の観点からも疑問が残ります。よって、野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定については反対するものであります。 ◆邑樂等議員 私は、政清会を代表し、議案第13号野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定について賛成の立場で討論に参加いたします。  愛宕駅前へのホテルの誘致については、昨年の6月定例会の市政一般報告において、ホテル事業者が採算性を理由として計画を断念した旨の報告があり、大変残念な思いをいたしました。しかし、その報告において、市の中心市街地である愛宕駅前にあるにもかかわらず、採算性を理由として事業が成立しないと評価されていることを真摯に受け止めるとともに、この結果を分析し、野田市駅も含め、駅前への企業誘致施策について至急検討してまいりたいと述べられておりましたので、私は新たな施策に期待しておりました。  私が議案第13号に賛成する理由は、次の3点であります。1点目は、計画断念から1年足らずの間に対策をまとめられたことについて、まず評価をしたいと思います。2点目は、指定地である当該地は中心市街地、商業用地として整備された土地でありますが、商業者等の立地がかなわなかった土地であります。土地の有効活用の観点からも、市自らが目に見える施策を講じようとする姿勢を評価いたします。3点目は、ホテルが立地することの経済効果への期待であります。ホテルによる雇用の確保をはじめ、食材や消耗品の納入など直接的な経済効果と宿泊者が市内各地へ足を運んでいただくことによる波及効果に期待をしております。  いずれにいたしましても、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るっており、経済の先行きは混沌としております。誘致の実現には厳しい環境にありますが、愛宕駅前の顔としてホテルが誘致できるよう、事業者の募集については情報発信に工夫を凝らしていただくとともに、市長のトップセールスもお願いしまして、賛成討論といたします。 ◆小室美枝子議員 私は、議案第13号野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例の制定について、非常に悩みましたが、意見を付して賛成といたします。  愛宕駅前の指定地にホテルを誘致するために、減免措置、上下水道料金の助成措置、雇用奨励金の交付措置、建築費の補助交付措置等、10年間の合計で、土地や家屋の所有の条件によって異なりますが、2億3,600万円から2億7,600万円の税金を投入し、観光をはじめとする経済の活性化、雇用創出に結びつけようとするホテル誘致優遇を条例化するものです。  これまで採算が合わないとし進出を見送る報告を聞いていた経緯から、近隣に建設された、この秋にもオープンするホテルとの兼ね合いがどのような戦略を持って誘致するのかを質疑いたしました。議員研修で知り合った鎌倉市の議員の話でも、日帰りの観光客が多く、宿泊に結びつかないという話を聞いたときに、あの鎌倉であっても宿泊施設が難しいのかとため息をついた記憶があります。今回の優遇措置によって、100室を超える客室を有するホテルのニーズがあるのか、観光事業に今後さらに戦略を持って取り組んで、どれだけの拡大につながるのかは未知数ではありますが、魅力発信事業に、これまで野田市において、市民が知らなくても世界的に名の知れた初見先生の忍者道場に足を運ぶ外国からのお弟子さんたち方にアプローチするなど、アメリカや諸外国で忍者ブームとなってから随分時間がたっておりますが、市民の方から野田市が初見先生の忍者道場を観光と結びつけないのが不思議でならないと話題にするくらいだったのが、今になってここにスポットを当てることは遅過ぎはしないかとの感はあります。  武神館以外にも、関宿城や清水公園の来場者は多いものの、ホテルに宿泊し、日帰りではなく宿泊して野田市に足を運ぼうとするメニューをどれだけ提供できるのか、正直なところ厳しいものがあるとは思いますが、宿泊稼働率を上げていただき、税金の投入以上の経済活動や事業者の公募にどれだけ手が挙がるのか、また近隣の商店街にどれだけのプラスの波及効果が上がるのか注視し、賛成といたします。 ○議長(竹内美穂) これにて討論を終結いたします。  御異議がありますので、起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆星野幸治議員 日本共産党を代表いたしまして、議案第19号川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者の指定について反対をする立場で討論いたします。  この議案は、川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者としてサイカパーキング株式会社を2年間随意契約指定しようとするものになっております。私たちは、指定管理者制度について従来から懸念を示しているように、行政が責任を持つ固有の仕事、そして公の施設を営利企業の利潤を生み出すもうけ仕事の対象にすべきではないというふうに考えております。  営利企業は、利潤を上げるのが目的として会社がつくられております。最初から株式会社の指定管理はこのような本質的な問題を抱えていると考えております。さらには、営利企業が管理すると、議会や市民の監視も大きく低下し、管理運営のチェックができなくなります。よって、この議案第19号川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者の指定について、反対いたします。  以上です。 ○議長(竹内美穂) ほかにありませんか。(討論なし)これにて討論を終結いたします。  これより議案第19号川間駅南口市営第1自転車等駐車場指定管理者の指定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆星野幸治議員 日本共産党を代表いたしまして、議案第20号野田市春風館道場指定管理者の指定について反対をする立場で討論いたします。  この議案は、野田市春風館道場指定管理者として特定非営利活動法人野田春風会を指定しようとするものとなっております。私たちは、これまでも市民のコミュニティーや学びの場である社会教育施設に指定管理者制度はそぐわないとして反対をしてきました。よって、この議案第20号野田市春風館道場指定管理者の指定について反対といたします。 ○議長(竹内美穂) これにて討論を終結いたします。  これより議案第20号野田市春風館道場指定管理者の指定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 △議案第14号 野田市手話言語条例の制定について △議案第15号 野田市立あおい空の設置及び管理に関する条例及び野田市心身障がい者福祉作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第16号 野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について △議案第17号 野田市学校給食運営委員会条例の一部を改正する条例の制定について △議案第21号 野田市立あおい空の指定管理者の指定について △議案第22号 野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定について △議案第32号 令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第5号) ○議長(竹内美穂) 日程第14議案第14号から日程第20議案第32号まで、議案7件を一括議題といたします。  本件に関し委員長の報告を求めます。 ◎文教福祉委員長(染谷信一) 文教福祉委員会に付託されました議案7件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第14号野田市手話言語条例の制定について申し上げます。  本案は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の理解と広がりをもって、全ての市民等が地域で支え合い、安心して暮らすことができる共生社会を構築することを目的に制定しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。コミュニケーションに関する条例を提案せずに手話言語条例のみとした理由について、手話の指導者はどのくらいいるのかと、指導者養成の方向性について、福祉団体等からの手話を強化する要請の有無について、市における講習会などの実績について、手話ができる方を掘り起こすような施策はあるのかについて質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号野田市立あおい空の設置及び管理に関する条例及び野田市心身障がい者福祉作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、野田市立あおい空の一時支援事業の実施体制の強化に伴い、定員に関する規定を整備するとともに、野田市立あおい空及び野田市関宿心身障がい者福祉作業所の使用料に関する規定を整備しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。一時支援の定員が6人となることに伴い、従事する看護師の雇用見込みについて、看護師の雇用に際しての優遇措置について、一時支援に関する費用6,100円の積算根拠について、新たなサービスに係る所要額と財源について、看護師の雇用形態について、地域包括ケア病棟への受入れ態勢の詳細について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。初めに、反対討論について申し上げます。指定管理者制度には反対であり、重度の障がい者施設には全員正規の常勤看護師の配置が必要と考える。地域包括ケア病棟への受入れはとても大切なことであり、早めていただきたいと申し添え、この議案に反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。重度の障がいを抱え、医療的ケアを必要とする方の受入れに当たり、看護師を確保することは難しいところではあるが、国、県、市が一体となって、障がいのある方も安心して暮らせる野田市とするためにこの条例改正は必要であると考え、この議案に賛成するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、消費税率の引上げによる低所得者の保険料軽減強化の完全実施に伴い、保険料率に関する規定を整備しようとするものであります。  討論について要約して申し上げます。保険料を現行から引き下げることには賛成であるが、消費税増税には反対であるとの意見を付してこの議案に賛成するというものであります。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号野田市学校給食運営委員会条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、野田市立野田幼稚園において給食を実施することに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号野田市立あおい空の指定管理者の指定について申し上げます。  本案は、野田市立あおい空の指定管理者として社会福祉法人みどり会を指定しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。指定管理者に対する保護者の評価について、風水害を想定したマニュアルについて、利用者、保護者との協議は行ったのかについて質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。初めに、反対討論について申し上げます。指定管理者制度に反対であることに加え、看護体制や関係機関との連携にも疑問や不安を持つため、この議案に反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。指定管理者であるか直営であるかをもって是非を判断するのではなく、優先すべきことは通所者へのサービスが行き届いているかということである。指定管理者のサービスについては、保護者より評価されており、適正な手続をもって選定されているため、この議案に賛成するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定について申し上げます。  本案は、野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者として株式会社コビーアンドアソシエイツを指定しようとするものであります。  主な質疑について要約して申し上げます。利用者のニーズの把握やおやつの提供に関する評価が高い理由について、指定管理者に対する保護者の評価について、保育士以外の職員はどのような方がふさわしいのかについて、ワークボリュームヒアリングの具体的内容について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。初めに、反対討論について申し上げます。指定管理者制度に反対であることに加え、保育士確保の問題は処遇改善の課題が依然残されたままであり、今後このままでは保育料の値上げにつながるものと危惧する。民間は、営利が見込めなければ撤退も可能であり、入所児を選ぶこともできる。全ての子供が安心安全な保育を受けられるようにするためにもこの議案に反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。通所している児童へのサービスが行き届いているかを優先するべきで、直営であるか指定管理者であるかをもって是非を判断するものではないと考える。保護者代表を含めた適正な評価により選定されていることから、この議案に賛成するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第32号令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。  本補正予算案は、歳入歳出予算の補正であり、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億4,017万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ121億7,890万5,000円にしようとするものであります。  審査に当たり、委員から減額補正の理由とサービスへの影響について質疑があり、当局から答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、文教福祉委員会に付託されました議案7件について報告を終わります。 ○議長(竹内美穂) ただいまの報告中、議案第14号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第14号野田市手話言語条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆星野幸治議員 日本共産党を代表いたしまして、議案第15号野田市立あおい空の設置及び管理に関する条例及び野田市心身障がい者福祉作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場で討論いたします。  野田市立あおい空についてでありますが、ここは重度の障がい者施設でございます。看護職員が非常勤であるということはもとより、地域包括ケア病棟への受入れが未確定なままでは本当に大丈夫なのかと思わざるを得ません。私たちは、そもそも指定管理の制度そのものについて反対をしております。以上のことから反対といたします。  以上です。 ○議長(竹内美穂) これにて討論を終結いたします。  これより議案第15号野田市立あおい空の設置及び管理に関する条例及び野田市心身障がい者福祉作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第16号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第17号野田市学校給食運営委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第21号野田市立あおい空の指定管理者の指定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆星野幸治議員 私は、日本共産党を代表いたしまして、議案第22号野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定について反対をする立場で討論いたします。  この議案は、今後7年間指定管理者として株式会社コビーアンドアソシエイツを指定しようとするものとなっております。私たちは、指定管理者制度そのものに反対しております。  今回の市政報告に、東部保育所が民設民営化に移管する方向であるとの報告がありました。保護者からは、保育環境の改善及び保育士の確保につながるのであればという意見が出たとのことであります。施設の改善については、民設であろうが公設であろうが共通の課題であり、保護者の願いは当然のことでございます。しかし、保育士確保の問題は処遇改善費の課題が残されたままであります。民間施設でも大きな課題となり、保育士が全員替わるという実態もございます。今後ここへの支援がなされなければ、保育料の値上げにもつながるのではないかと危惧をしております。  また、言うまでもなく民間は営利が見込めなければ撤退も可能であります。安心安全な保育を継続するためにも、この議案第22号野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定について反対いたします。  以上です。 ◆小室美枝子議員 私は、議案第22号野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定について反対の立場で討論を申し上げます。  保育所や学童保育のような子供たちに関わる施設や福祉施設、文化施設の指定管理には反対してまいりました。指定管理者の指定に反対する意見に対して、保護者が管理者の継続を希望しているとか、現在問題がないにもかかわらず反対するのはおかしいという討論もお聞きしますが、今よければ本当にそれでいいのかと疑問を持ちます。大きな理想と信念を持って継続していく環境を整えるためには、働く場、職員としての身分の保証の処遇が与える影響が大変大きい施設であるとも考えます。  指定管理者の導入により、福祉施設や保育所や学童保育のような子供に関わる施設を経費削減の対象とすることに異論があり、反対といたします。 ○議長(竹内美穂) これにて討論を終結いたします。  これより議案第22号野田市立木間ケ瀬保育所指定管理者の指定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第32号令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第5号)を採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 △議案第1号 野田市土地開発基金条例を廃止する条例の制定について △議案第2号 野田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について △議案第18号 野田都市計画事業梅郷駅西土地区画整理事業施行に関する条例及び野田都市計画事業野田駅西土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第31号 令和元年度野田下水道事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(竹内美穂) 日程第21議案第1号から日程第24議案第31号まで、議案4件を一括議題といたします。  本件に関し委員長の報告を求めます。 ◎建設委員長(石原義雄) 建設委員会に付託されました議案4件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第1号野田市土地開発基金条例を廃止する条例の制定について申し上げます。  本案は、基金を廃止するため制定しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。基金残高は一般会計に繰り入れるのかについて、基金で取得できる公共用地の条件について、基金廃止後の土地の管理について、基金で取得した土地の総額について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号野田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、野田市用地取得特別会計を廃止することに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。  審査に当たり、委員から用地取得特別会計で取得できる土地等の条件について質疑があり、当局から答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号野田都市計画事業梅郷駅西土地区画整理事業施行に関する条例及び野田都市計画事業野田駅西土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、土地区画整理法施行令の一部改正に伴い、清算金の分割徴収等における利子の利率に関する規定を整備するとともに、用字用語の整備をしようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。条例改正は、利子の利率を下げるためという理解でよいのかについて、利子の利率を法定利率と規定したことにより、利率が変動となることで市として懸念することはあるのかについて質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第31号令和元年度野田下水道事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。  本補正予算案は、歳入歳出予算の補正であり、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,303万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億9,363万4,000円にしようとするものであります。  審査に当たり、委員から歳出事業がないのに一般会計繰入金を増額補正する理由について質疑があり、当局から答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、建設委員会に付託されました議案4件について報告を終わります。 ○議長(竹内美穂) ただいまの報告中、議案第1号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第1号野田市土地開発基金条例を廃止する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第2号野田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第18号野田都市計画事業梅郷駅西土地区画整理事業施行に関する条例及び野田都市計画事業野田駅西土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第31号令和元年度野田下水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 △議案第23号 令和2年度野田一般会計予算 △議案第24号 令和2年度野田国民健康保険特別会計予算 △議案第25号 令和2年度野田介護保険特別会計予算 △議案第26号 令和2年度野田次木親野井特定土地区画整理事業特別会計予算 △議案第27号 令和2年度野田後期高齢者医療特別会計予算 △議案第28号 令和2年度野田水道事業会計予算 △議案第29号 令和2年度野田下水道事業会計予算 ○議長(竹内美穂) 日程第25議案第23号から日程第31議案第29号まで、議案7件を一括議題といたします。  本件に関し委員長の報告を求めます。 ◎予算審査特別委員長(平井正一) 予算審査特別委員会に付託されました議案第23号から議案第29号までの議案7件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本委員会は、3月10日の本会議終了後、正副委員長の互選を行い、委員長に私、平井正一が、副委員長に山口克己委員が就任いたしました。  なお、本委員会は18日、19日及び23日の3日間にわたり慎重に審査を行いました。  それでは、審査の結果について御報告申し上げます。議案第23号令和2年度野田一般会計予算、議案第25号令和2年度野田介護保険特別会計予算、議案第27号令和2年度野田後期高齢者医療特別会計予算、議案第28号令和2年度野田水道事業会計予算、議案第29号令和2年度野田下水道事業会計予算は賛成多数をもって可決すべきものと決し、議案第24号令和2年度野田国民健康保険特別会計予算、議案第26号令和2年度野田次木親野井特定土地区画整理事業特別会計予算は全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  なお、委員会では、慣例に従い、事項別明細書をページごとに審査を行い、各委員から活発な質疑が行われ、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について申し上げます。5人の委員から反対、賛成の討論があり、その概要を反対、賛成に分け、要約して御報告申し上げます。  初めに、反対討論について申し上げます。野田市が進めている事務事業の見直しそのものを否定はしないが、重要なことは市民目線で見直すことである。保育所や清掃の現況分野など、国の言いなりに指定管理者化、委託化が進められているが、この方向性は認めることはできない。さらなる正規職員の削減と必要な市民サービスの削減を前提とした行政改革大綱に基づく運営は見直すべきものであり、市民サービスを充実かつ健全化させるためにも正規職員を増やすべきである。  市の経済活性化等を目的に、愛宕駅前にホテルを誘致すべく、様々な減免措置や奨励金等を設けているが、経済活性化であれば住宅リフォーム助成制度を創設するべきである。  広域行政で取り組んでいる東京直結鉄道誘致については、赤字や経営破綻を危惧するところであり、市内循環バスの充実や東武線の複線化等による利便性の高いまちづくりを優先すべきである。  マイナンバー制度については、個人情報保護の問題など、この制度に潜む危険性を指摘し、国に対し廃止を求めるべきである。  民生費では、保育士確保には賃上げを含む思い切った処遇改善対策が必要である。また、生活保護のケースワーカー1人に対し担当数が101.69世帯と前年より増えていることから、正規職員の増員が不可欠である。  衛生費では、清掃業務について、ごみには個人情報が詰まっていることから、直営に直すべきである。  土木費では、道路の白線や側溝の蓋かけの対応を急ぐべきである。また、新規の市営住宅を増やすべきである。  消防費では、非常備消防は社会情勢から団員確保が厳しいことから、引き続き常備消防職員の増員をすべきである。  教育費では、全国学力テストへの参加をやめるべきであり、学力向上ならば30人学級の実現をすべきである。また、教員用デジタル教科書よりも、教員を増やすことが大切である。以上の理由により、一般会計予算に反対するというものであります。  介護保険特別会計は、国による要支援者等軽度者への介護保険外しが行われており、将来的な見込みが見えない。また、介護従事者の処遇改善費を引き上げ、職員不足を解消し、安心して利用できる介護保険制度を求め、反対である。  後期高齢者医療特別会計は、高齢者に対しての差別医療であり、制度そのものに反対である。  水道事業会計は、特に少量水利用者に対する基本料金が高いことを以前から指摘している。値下げの検討をすべきと考え、反対である。  下水道事業会計は、企業会計へ移行したが、事業の目的は環境衛生向上と水質保全である。目的達成のためには、採算性の厳しいことも行う必要があるため、独立採算制を求められる企業会計にはなじまないと考え、反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。令和2年度一般会計予算は515億6,600万円と、前年度比5.1%、24億7,900万円の増と過去最大の予算規模となっている。歳入では、税制改正の影響による法人市民税の大幅な減に加え、固定資産税も減となり、市税全体で2億3,600万円の減少が見込まれ、多くの経常一般財源が伸びず、非常に厳しい状況となっているが、市債のプライマリーバランスを遵守した、財政健全性に配慮された予算編成であると評価する。  歳出では、消費税引上げに伴う物件費等の伸びに加え、消費税増収分を活用した社会保障の充実及び幼児教育・保育の無償化、会計年度任用職員制度への対応、連続立体交差事業の進捗や施設の老朽化対策に伴う普通建設事業費等の増、学校等空調設備設置事業に係る市債償還の本格化など、必要な歳出に対して歳入の予算均衡が厳しい中、市の将来を見据えて必要な部分に予算を重点配分するために事業の聖域なき見直しを行い、真に必要な事業を見出すという基本方針の下、元気で明るい家庭を築ける野田市の実現に向けて、未来を担う子供たちへの投資、社会福祉等の充実及び防災力の向上などへの予算配分が行われ、適正な予算編成であると評価する。  総務費では、忍者企画展、サイクリング事業といったシティプロモーション事業費、交通不便地域へ新たな交通手段を導入する実証実験のための交通不便地域支援事業費が計上されている。また、窓口における多言語対応タブレットの導入経費が新規計上されており、評価する。  民生費の社会福祉関係では、手話普及啓発のための理解促進研修、啓発事業、障がい者グループホームに市の相談体制の中心となる地域生活支援拠点事業が新規計上されている。  児童福祉関係では、就学前までの自己負担を無料化する子ども医療費助成事業費の増額計上や児童虐待防止対策事業費、継続して子ども館整備事業費が計上されており、評価する。  衛生費の保健衛生関係では、対象者を18歳以上の全市民に拡大して実施する健康・スポーツポイント事業や、妊娠、出産、子育てに関する悩みに対してサポートするための産後ケア事業が計上されている。また、環境衛生関係ではごみ分別促進アプリの多言語対応経費が新規計上されており、評価する。  商工費では、地域産業の振興と発展のため、商品開発事業補助金が新規計上されている。また、継続して道の駅整備事業費が計上されており、評価する。  土木費では、連続立体交差事業及び関連事業の進捗を図るとともに、愛宕駅西口での駅前美術館、梅郷駅西口駅前広場における街音ライブの実施に向けた準備経費が計上されており、評価する。  消防費では、液体ミルク等を新たに加えた災害備蓄品の充実や防災Wi―Fiステーションの導入、ドローンや風水害対応の救命ボートといった特殊災害用備品の整備、また災害時における職員参集や情報共有などに活用するメール配信システムの導入経費が計上されており、評価する。  教育費では、スクールロイヤー及び教育委員会アドバイザー配置事業費など教育現場の課題解決のための予算計上とともに、講師を加配するなど子ども未来教室事業の充実を評価する。  国民健康保険、介護保険、次木親野井特定土地区画整理事業、後期高齢者医療の各特別会計予算及び水道事業、下水道事業の各事業会計予算についても、それぞれの目的に沿った適切な予算措置がされていると認め、賛成するというものであります。  以上、本委員会に付託されました議案7件について審査の結果を申し上げ、報告を終わります。 ○議長(竹内美穂) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。各論者におかれましては、要点を分かりやすく簡潔に発言されるようお願いをいたします。討論はありませんか。 ◆小室美枝子議員 私は、市民ネットワークとして、議案第23号令和2年度野田一般会計予算から議案第29号令和2年度野田下水道事業会計予算までの7件の議案について討論をいたします。  一般会計、介護保険特別会計、後期高齢者特別会計に反対し、国民健康保険特別会計、次木親野井特定土地区画整理事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計に賛成といたします。  一般会計に反対する理由は、市政一般報告にあった一般会計の予算規模は、人口規模からいえば500億円を優に超える当初予算は大変大きな金額だと思います。しかし、内実を見ますと、個人市民税が増額を見込めるものの、法人税率の引下げによる減収となり、大幅な減収見込みと説明されました。  ここで申し上げたいことは、歳入における臨時財政対策債についてです。平成13年度より始まっていますが、あしきルールであると思います。当初予算に発行可能額の満額を計上することは、このような財政状況の中ではそうせざるを得ないとは思います。地方自治体、県単位において、地方交付税で交付すべきと主張すべきです。交付金も消費税も国民の税金ですし、貴重な市税も市民から納めていただいた税金です。その税金の使い方としての予算編成に対して討論を行います。  まず、行政改革により合併時に余剰となった職員数を削減するとともに、正規職員の削減を図るため、新年度における見直しは、正規職員の削減による経費削減から業務量に応じ必要とされる職員数の限度に戻すという方針に変更しました。少子高齢化が加速し、子育て支援の多種多様な事業、高齢化に伴う施策の変更や多様化、市民ニーズの増加や昨年経験した風雨災害、これまで自然災害といえば地震災害に重きを置いていた災害対策は、昨年経験した風雨災害への取組にも十分備えが必要だということが明らかになりました。このような多くの課題に限られた職員が当たらなければならない。本来市民サービスを行う行政の在り方を維持していくことは困難です。  福祉や文化の継承といった分野に指定管理者制度の導入を図り、昨年は郷土博物館の指定管理者が指定期間を残して交代しなければならない事態を招きました。全ての指定管理者の導入に反対するわけではありませんが、これまでも予算編成における反対の大きな理由としてまいりました。  また、この予算編成には会計年度任用制度を導入した職員の配置が予算化されています。本格導入は令和4年度としていますが、制度の名称が示すように、会計年度で区切られ、継続しても3年、5年という期間が設けられます。5年はあっという間です。幾ら働きがいのある仕事を工夫したとしても、期限を区切られるということは生活の糧となる収入も区切られるわけで、市民ニーズの多様化、高齢化への対応、防災減災対応に必要な職員の配置は正規職員を増員すべきです。自治体としての苦悩は理解しますが、この制度に対しては反対です。総務費では、交通不便地域支援事業について、生活の足に少しでも近づくような検証をお願いいたします。  個人番号制度による推進は反対しております。公務員への普及に補正が組まれましたが、さほど進んでいない実情は強制力を持っていなかったことだろうと推察いたします。しかし、採用時や会計年度任用職員の制度導入に伴い、影響が出ないとも言えず、また新年度には健康保険証の機能を持たせるなどポイント還元等が発行促進を狙っております。より不信感が大きくなっています。この個人番号制度は国費ですが、システム改修委託料、セキュリティー強化など何だかんだの税金が投入され、そして普及率を問われている状況で、やはり自治体としても困惑する事業だと思います。  また、梅郷駅西口駐輪場の有料化が4月から始まります。料金設定については、市民の方から、家族で利用している年間の負担額が大変大きくなり困る、また学割についての見直しも質問しましたが、ぜひ見直しをしていただきたいと思います。梅郷駅東口の利用率の頂いた資料によりますと、東口の利用率は31.04%とあります。西口から東口へ誘導しているようですが、利用者の利便性からすると大変迷惑な料金設定です。  民生費では、子ども医療費助成事業を拡大したことは評価しますが、市民ネットワークとしては、すぐに医療に頼るのではなく、毎日の食事や食品としての質、添加物、農薬などに配慮した体をつくる食事などにも配慮をすべきとあると考え、妊娠期から乳幼児期に及ぶ食の重要性を周知してほしいと思います。また、待機児童の問題について、保育士不足が主な原因だとしていますが、なぜ応募が少ないのか、指定管理者の導入が影響していると指摘をさせていただきます。  衛生費に関しては、新清掃工場に関連した交渉は審議会の委員として議員も参加した経緯から責任を感じておりますが、職員の皆さんには御苦労をおかけしております。また、ごみ袋の記名式には継続して反対しておりますが、フルネームの記載については、一人暮らしの女性の世帯についての例えは非常にナンセンスです。そこまでして個人が行わなければならないことをルールとすることは大変おかしいと思います。  農林水産業費では、1次産業としての農家の所得が安定し、営農が継続できるような支援をお願いいたします。国会では、種苗法廃止法案と同時に農業競争力強化支援法を成立させて、独立行政法人農研機構の各都道府県の優良な育種知見を民間に提供することを促進しております。民間とは、実は海外の事業者も含まれています。種苗法を改定しなくても対応できるはずであるのに、農家の負担増につながる改定に反対いたします。害獣問題では、近隣までその被害が及んでおり、この被害が農家を圧迫していることを危惧いたします。  商工費については、今議会の議案におけるホテル誘致に関して、7月議会で補正予算案で事業費を計上し、8月以降に事業者を公募しようとする案の公募の状況が気になりますし、ニーズがあると見込む計画に注視していきたいと思います。また、市内の観光事業に関連して、案内標識が小さく見にくいと以前から指摘しておりますが、案内標識には予算をつけるべきです。  土木費では、連続立体交差事業には反対してきましたが、駅周辺の駅前広場の整備に反対するものではありません。その利用の企画にアイデアを出し、まちの顔としての駅の活用を進めていただきたいと思います。  生物多様性の自然環境保護費のコウノトリの飼育には反対してきましたが、事業の廃止は現実的ではないと考え、未来に向けて子供たちとの自然を育む取組が目に見えていないことを指摘しておきます。また、まちづくりの目玉である東京直結鉄道には反対です。  今や市内を回る足において交通不便地域が多く、新年度は試験的な事業を開始します。歩道の安全を確保したり、自転車での往来にどういった策を講じるべきかなど、現状と将来に向けた対策を講じるべきだと思います。気象環境が著しく変動しており、内水等の被害の低減に役立つ水路しゅんせつ工事等は優先して対応していただきたいと思います。  また、生活道路修繕等事業費はぜひ増額して対策をしてほしい事業です。あちらこちらに水たまりができて、道路を大型トラックが通ると、地震かと思うほど振動が伝わる道路と、市内から多くの声を聞きます。市営住宅については、民間の借り上げや空き家等の活用が可能であれば、公営住宅としての確保のための研究を進めていただきたいと要望いたします。  消防費については、職員数を計画的に増員していくことになりましたが、なるべく早い増員をお願いし、高齢化が進む中、緊急車両の出動回数も増えてきています。市民の安全のための対策をお願いいたします。  教育費では、教員の働き方からいえば、正規の職員数を増やすべきですし、また未配置の学校を極力なくし、ほかの職員の負担を軽減すべきです。令和元年は、保護者から教員についての深刻な相談をいただきました。神戸市の教員間の傷害事件は、人ごとと距離を置いていいものではありません。教員間の風通しをよくし、先生方のアンテナを磨いていくことがいじめや虐待の発見や対応につながるものだと考えます。土曜授業については、年間14時間から15時間の授業を増やして成績が向上するなら、悩みはありません。見直しを求めます。  国民健康保険特別会計は、賛成といたします。徴収率が上がったことは大きな要因でしょう。財政調整基金についていえば、余剰金を積み立てたものであり、徴収した保険料から余剰金が発生するため、その基金を使って保険料を引き下げるのは当然だと思います。引き下げる対象のシミュレーション等の努力により、どれくらいの金額がどれくらいの対象者となるのか等の審議会での資料は大変分かりやすく、判断の手助けになっていると思います。  介護保険特別会計は、反対といたします。高齢化が進む中で、2000年に始まった制度が20年目となります。職員の努力や現場の介護に従事される職員に対してではなく、制度が変わるたびに負担感、不安感が増してきます。  また、今議会の第16号の一部改正は消費税引上げに伴う介護保険料の引下げについてですが、第1段階で7,250人、第2段階で2,791人、第3段階の対象者数は2,723人とお聞きしました。消費税の引上げには反対ですが、現在引き上げられた状況の中での対応として引下げに反対するものではありません。  消費税の引上げの影響は生活の隅々まで影響しています。高齢になったときの不安は尽きることなく、先日もこのままでは、民間の特養を施設から紹介されたといって、その高額な利用料にどれだけの人が支払える金額なのかと驚かされましたという声を聞きました。また、8期の改訂に向けた国の動きは不安があおられる内容ばかりです。  次木親野井特定土地区画整理事業特別会計には賛成といたします。後期高齢者医療保険については、2008年に始まった制度ですが、制度自体に反対してまいりました。  野田市水道事業会計については、水道事業は各市町村における状況が異なる中で命に関わる事業です。今後とも経営努力を重ね、安全な水の供給をお願いいたします。水利権については、国にお返しするという最後の手段を死守していただきたいと要望しておきます。  下水道事業会計については、地方公営企業会計に移行しました。地方公営企業法の一部適用ということで、地域の実情に即した下水道事業の管理運営についての努力をお願いし、賛成といたします。  以上で討論を終わりにいたします。 ◆内田陽一議員 私は、市議会公明党会派を代表いたしまして、議案第23号令和2年度野田一般会計予算並びに議案第24号から議案第27号までの特別会計予算、そして議案第28号令和2年度野田水道事業会計予算、また議案第29号令和2年度野田下水道事業会計予算までの全ての議案に賛成の立場で簡潔に討論をいたします。  令和2年度の予算は、消費税率の引上げなどに伴う必然的な増額の見込み、また税制改正の影響などによる減収の見込み等で大幅に増加した歳出に対し、財源確保がとても厳しい状況に置かれる中での予算編成になりました。議案の提出寸前には、新型コロナウイルス問題が広がり、国内的にも不安がある中で、野田市においては、野田市の未来を担う子供たちへの投資、交通不便地域対策、災害対応力の向上、魅力発信とにぎわいの創出、健康づくりとスポーツの振興、障がい者支援の充実など、市長が掲げる「元気で明るい家庭を築ける野田市」の実現に向けた施策によって元気を取り戻すように、また市民の皆様からの様々な御意見、御要望などをあらゆる角度から検討に検討をし、英断された予算案であり、一般会計の予算規模は515億6,600万円、対前年度比5.1%の増となっております。具体的に評価したいところは数々ありますが、一部のみ申し上げたいと思います。  まず、未来の宝である子供たちへの投資と保護者の経済的負担の軽減として、8月診療分から就学前の全ての児童の自己負担金を無償化する子ども医療費助成金の拡充をはじめ、子ども館整備事業、子ども未来教室事業の拡充や、まめバスが運行していない一部の交通不便地域への交通不便地域支援事業、また災害対応については、避難所への発電機設置事業の拡充、液体ミルク、ビスコ等の備蓄品の充実やドローンや救命ボートなどの特殊災害用備品整備、また野田市の魅力発信、にぎわいの創出においては、市内在住の初見先生の忍者企画展の開催やSDGsにもつながるサイクリング事業、また未来の画伯へ育ちゆけと、小学生の描いた絵を歩行者専用道路に展示する愛宕駅西口駅前美術館の実施や、音楽を通じてにぎわいを創出する梅郷駅西口駅前広場の街音ライブの実施、そして野田市の魅力を市内外に発信するシティプロモーション事業、また障がい者支援についても、相談支援体制の強化をする相談支援センターの設置をはじめ手話通訳者の窓口設置やタブレット活用による遠隔手話サービス等の意思疎通支援事業や手話の普及啓発活動と全国手話検定試験の検定料助成などであります。  さらに申し上げれば、児童虐待防止対策事業費をはじめ、出産直後の母子に対する母親の精神的、心理的な回復と安定などをきめ細やかに支援する訪問型の育児サポート事業である産後ケア事業の新規導入や子ども発達支援事業費、またタブレット新規導入と多言語音声翻訳アプリを活用した窓口多言語化対応事業の実施やごみ分別促進アプリの多言語版の導入、また自動販売機を活用した防犯カメラ設置事業等の予算計上がされていることを特に評価したいと思います。そして、各特別会計予算、水道事業会計、下水道事業会計についても、それぞれの事業の目的に沿った予算編成となっており、関係者皆様の御尽力に感謝するとともに評価したいと思います。  結びに、今後とも市長をはじめ執行部皆様の野田市発展への思いと英断をもって、市民の皆様にさらに寄り添い、野田市に住んでいたい、他市の方からは野田市に住みたいと言っていただけるような予算執行をお願いして賛成討論といたします。 ◆小倉良夫議員 私は、民主連合を代表し、令和2年度野田一般会計予算をはじめ各特別会計予算、水道事業会計予算下水道事業会計予算、全ての予算について賛成の立場で討論いたします。  とどまる気配のない新型コロナウイルスが全世界に拡大され、世界経済に深刻な影響を与えています。日本経済は、緩やかな回復基調にあり、東京オリンピック・パラリンピック効果による一段の景気回復が見込まれていましたが、一転して新型コロナウイルスに侵され、世界的な経済不況となる中、世界恐慌すら懸念される状況となっています。緊急の経済対策や弱者救済が求められる状況にあり、不安や不透明感が日本全体を覆っております。このような経済情勢にあって、野田市の令和2年度の予算編成につきましては、一般会計の予算規模が515億6,600万円となり、前年度の当初予算と比較して5.1%、24億7,900万円の増と、過去最大の予算規模となりました。  歳入の根幹である市税が税制改正の影響によって減となっていますが、臨時財政対策債を含む実質的な普通交付税や消費税が引き上げられたことによる地方消費税交付金は増額の見込みとなっております。しかしながら、地方消費税交付金については、社会保障の充実や幼児教育・保育の無償化等の地方負担に全額充当することで、ほかの事業の財源とはなり得ないため、依然として必要な一般財源の確保が非常に厳しい状況になっています。  厳しい予算編成による歳出の特徴的なものとして、連続立体交差事業の進捗や公共施設の老朽化対策、交通不便地域対策や子ども医療費助成の拡充、自然災害に対する防災対策が求められる中、多くの防災力向上の予算が計上されていることを評価いたします。  一般会計の歳出における費目別に見ますと、総務費では、コミュニティバス運行継続事業、本庁舎への非常用発電機設置、野田市の魅力発信のためのシティプロモーション事業費、窓口多言語化対応タブレット導入経費について評価いたしますが、多言語対応にはポケトークなどの翻訳機の利便性について検討を望みます。  民生費では、相談支援センター等を実施する地域生活支援拠点事業費や老人福祉センター大規模改修事業、介護保険特別会計操出金や後期高齢者医療費の増額計上、児童虐待防止対策事業費、子ども館整備継続事業費の計上に対して評価いたします。  衛生費では、ごみ分別促進アプリの多言語化対応経費計上、清掃費ではクリーンセンター解体工事の新規計上を評価しますが、新清掃工場建設に向けた対応の促進を望みます。  土木費では、継続事業の連続立体交差事業、関連事業として愛宕駅西口駅前広場等整備、野田市駅西地区の整備の進捗や今上木野崎線の道路整備負担金の計上を評価し、一日も早い事業の進捗と市内の凸凹道路の解消を望みます。  消防費では、災害対応力向上のためのドローンの導入や避難所への発電機の設置など、市民の安心安全の強化につながることを期待いたします。  教育費では、スクールロイヤーや教育委員会アドバイザー設置事業費、子ども未来教室事業費、老人福祉センター大規模改修継続事業費の計上を評価し、今後の教育環境の充実を望みます。多くの新事業が予算計上されており、職員の負担が心配されますが、各部署の横断的な連携を図り、市民サービスの向上につながる事業になることを期待して令和2年度一般会計予算に賛成いたします。  次に、国民健康保険、介護保険、次木親野井特定土地区画整理事業、後期高齢者医療の特別会計予算及び野田市水道事業会計予算下水道事業会計予算については、それぞれの目的に沿った予算措置がされていることを認め、賛成討論といたします。  以上です。 ○議長(竹内美穂) 討論の途中ではありますけれども、暫時休憩いたします。                 午前11時57分  休 憩                                                               午後 1時00分  再 開 ○議長(竹内美穂) 再開いたします。  午前中に引き続き討論を続行いたします。討論はありませんか。 ◆星野幸治議員 私は、日本共産党を代表いたしまして、令和2年度野田一般会計予算に反対するのをはじめ、介護保険、後期高齢者の各特別会計予算及び水道事業会計予算下水道事業会計予算に反対をし、国民健康保険、次木親野井特定土地区画整理事業の各特別会計予算に賛成をいたします。そういう立場で討論いたします。  議案第23号令和2年度野田一般会計予算は、前年度当初予算比で5.1%、24億7,600万円の増となる515億6,600万円の予算になっております。昨年10月1日から消費税が10%に増税をされました。現在市民の暮らしは、非正規労働者の増加や年金の引下げなど、格差と貧困がますます広がっています。日本共産党は、景気の現状と消費税の持つ逆進性からいって消費税増税を見込んだ予算に反対であり、廃止を求めております。  市の予算審議では、これら国の悪政の防波堤として、市民の暮らし、福祉の充実に向けた予算になっているかどうか、これを審査するものだと私たちは考えております。野田市は、行政改革の名の下に、平成29年度当初から全事務事業をゼロベースで見直すことが行われております。行政の事業見直しそのものを否定はいたしません。重要なことは、市民目線で見直すということだと思います。保育所、障がい者、介護施設、老人ホーム、図書館など、国の言いなりに行政改革の名で社会福祉施設がどんどん指定管理化、委託化されております。さらに、環境、清掃など現業部門での委託化も進められております。この方向づけは、認めることができません。ただでさえぎりぎりの職員体制にある中で、正規職員の削減と必要な市民サービスを削る行政改革大綱は見直すべきであります。  自治体行政は、市民にとって最後のセーフティーネットであり、このままではその役割を果たせなくなると危惧をしております。そして、今や臨時職員及び再任用職員に頼らざるを得ない状況となっていることも問題であるのに、令和2年度から会計年度任用職員を大幅に増やすことは問題です。やはり市民サービスを充実かつ健全化させるためにも正規職員を増やすべきであります。  次に、コウノトリの飼育です。自然豊かな野田市を目指すことは大賛成です。しかし、高額で仕入れたコウノトリ、つくられた自然像と言えるのではないでしょうか。コウノトリよりも市民の命と暮らしを守ることを優先すべきであります。  さらに、愛宕駅前の指定地にホテルを誘致し、都市機能の充実、本市の経済の活性化及び観光の振興並びに雇用の促進を図ることを目的に、誘致に関する減免措置や奨励措置、これが提案されております。経済の活性化を言うのであれば、住宅リフォームの助成制度を創設すべきだと考えております。反対であります。  また、広域行政で取り組んでいる東京直結鉄道については、現時点では報告書案の検討段階であり、不確定な部分もあります。市民の暮らし、福祉の向上に影響はないのかなど、市民の声を伺っております。将来世代に負担を求めないようにすることや市民をはじめ多くの方々に十分な説明責任を行うべきであります。日本共産党は、市内循環バスの一層の充実や東武線の複線化等で利便性の高いまちづくりを優先すべきだというふうに考えております。以上が令和2年度一般会計予算に反対する第1の理由であります。  2つ目の反対理由は保育行政です。市は、今後全ての保育所を私立化しようとしています。これでは、経営者となる園長が保育料も園児も選ぶことができ、生活困窮者家族の子供や障がい者の行き場がなくなってしまいます。保育の質を保ち、待機児童解消対策のためにも、公立保育所に戻し、正規の保育士の賃金、労働条件を引き上げる必要があるというふうに考えております。  3つ目の反対理由は、マイナンバー制度、社会保障・税番号制度に係る問題であります。この制度は、利便性のみが強調されておりますが、個人情報保護の問題点等、根本的な問題を抱えたままでの実施となっております。本予算もこの制度を前提としたものとなっています。日本共産党は、この制度に潜む重大な危険性を指摘するとともに、自治体としてこの制度の廃止を国に求めるべきと主張いたします。以上が令和2年度一般会計予算に反対する大きな理由であります。  次に、全体として事業及び部門別に主な意見を述べます。歳出の総務費においては、行政改革大綱による正規職員の削減と会計年度任用職員への置き換えが進められようとしています。日常業務の拡大、災害の非常態勢への対応など、市民に責任を持つ対応ができるよう正規職員の充実を行うべきであります。  民生費においては、家具転倒防止器具取付委託ですが、利用率が低く、周知徹底について工夫が必要です。対象家庭の拡大も含め、充実を求めます。  児童福祉費での要保護児童対策等についてですが、児童虐待事件の対応については関係諸機関での連携の不足が専門委員会から指摘をされております。野田市児童虐待事件再発防止合同委員会で着実な実施体制の確立等が協議されております。二度と同様のことが起こらないよう求めます。  ひとり親家庭支援費ですが、独り親家庭では子供が1人の家庭が多く、児童扶養手当を元に戻すべきであります。子ども医療費助成制度は、未就学児まで無料化したことは大いに評価をいたします。日本共産党は、さらなる高校3年生までの拡充を求めております。  保育士確保支援事業は、保育士の就労支援奨励事業や資格取得支援事業の対策が行われておりますが、賃金アップを含む思い切った処遇改善対策が必要です。だからこそ、賃金、労働条件が安定している公立保育所に戻し、さらに直営の保育所に会計年度任用職員ではなく正規の保育士を増やすべきであります。あさひ育成園、こだま学園の会計年度任用職員導入も、利用者にとって慣れた環境を壊すものであり、反対であります。  学童保育所では、指導員の会計年度任用職員導入をやめ、継続した保育を行えるようにすべきであります。また、現在の家庭では一般的となっているトイレの洋式化への改修及び耐震化を急ぐべきです。  生活保護費では、ケースワーカー1人に対し相談者が101.69名と、前年の84.7名よりも大幅に相談者が増えています。理由として、生活保護受給者が増えたためとの答弁がございましたが、市民にとって最後のセーフティーネットとなるケースワーカー業務であります。一日も早く正規職員の増員が不可欠であります。  衛生費におきましては、高齢者のインフルエンザ予防接種や若者健康診断など、受けてからでも助成ができるようにすべきであります。窓の断熱改修補助金については、市民への周知を図り、増額すべきであります。  清掃についても、民間への委託が進んでいます。ごみは、個人情報が詰まっています。また、市民の安全確認もできる福祉の仕事であります。そのためにも直営で行うべきと求めます。また、記名制についても引き続き反対をします。  放射線関連の甲状腺検査は、ほかのかかりつけ医で受けた場合でも助成がされるよう求めます。柏廃材の問題では、被害者の会への引き続きの支援と健康調査の実施及び助成を県に対して働きかけることを求めます。  農林水産業費については、農業委員会の改編が行われ、新組織体制での運営が行われておりますが、農家の意思がしっかりと反映できる運営を心がけていただくことを要望いたします。  商工費におきましては、既存の援助、支援事業に任せるだけではなく、実際に商工業者の中に入って声をお聞きして市独自の支援を図る、そういう必要がございます。  土木費においては、新規事業として白鷺川のしゅんせつを行うことは、地域住民からも歓迎の声が上がっており、大いに評価をいたします。  さらに、生活道路修繕等事業費の予算5,000万円、計画化についても評価をいたします。しかし、市全体の道路状況からは圧倒的に不足しております。さらなる充実を求めます。  道路の白線や横断歩道の白線、市内至るところで消えております。加えて、道路側溝の蓋についても設置をする計画を立てることを要望いたします。また、交通危険区域への夜間でも分かる注意書き看板など改善を急ぐべきであります。  耐震診断補助金、耐震改修工事補助金についても、市民への周知を図り、増額をすべきであります。老朽化した市営住宅の計画的な改善を急ぐべきであります。生活困窮者が増加している現在です。新規の市営住宅こそ増やすべきです。  通学路や生活道路の歩道の除草が年2回、市民から要望があれば行うのではとても追いつきません。ここにも予算をしっかりつけるべきであります。また、きめ細かい対応を行うためには、地域を把握している補修事務所職員による素早い対応が必要であります。ここでも正規職員による体制の充実を求めておきます。都市河川整備事業では、豪雨により幾つかの地域で冠水が発生をしています。整備をもっと急ぐべきです。  消防費におきましては、充足率が70.7%と増えたことは大いに評価をいたします。しかし、大きな災害が発生すると言われている現在です。引き続き常備消防職員の増員を求めます。非常備消防団の団員は655名、そのうち市外勤務者が244名とのことでした。団員からは、市外勤務であり、すぐに駆けつけられないというような声をいただいております。もはや消防団に頼るのは限界ではないでしょうか。  教育費では、子供たちの競争心だけをあおる全国学力テストへの参加はやめるべきであります。また、市内の児童生徒の大多数がやりたくないと考えている土曜授業であります。学力向上というならば、30人学級の実現や正規職員の図書館司書を全校に配置すべきです。いじめや不登校、児童虐待などの問題に対し、子供たちが日常的に気軽に相談できるよう、全校にスクールカウンセラーを配置することも今後の大きな課題の一つではないでしょうか。さらに、小中学校全ての学校に常備用務員、これを配置し、教員の多忙な仕事の内容の改善を図るべきと考えます。  小中学校事務支援員についてですが、各校に1名配置とのことです。支援員からは、仕事が多過ぎて、責任を持ってできる範囲を超えているという声が届いております。病休等補助教員については、なかなか適切な方が集まらないと聞いております。実際に校長や教務主任で補っているというのは問題です。日本共産党は、本来正規教員を増やすべきであるという立場であり、市においては有資格者のサポートティーチャーを増やすべきと主張してまいりました。ここに増員されることは非常に評価をします。しかし、ALTの増員については引き続き求めてまいります。  また、教員用デジタル教科書についてですが、これは教員不足をコンピューターで置き換えようとするGIGAスクール構想であります。安倍政権は、コンピューターを導入することで一人も取り残さない学びを提供できると言っておりますが、現場からは、子供たちは人との関わりの中で豊かな学びができる、教員が専門性を発揮するには、コンピューターではなくて教員を増やすこと、これが大事だという声が上がっております。反対をいたします。  子ども未来教室への受入れ児童数を増加させることには賛成であります。しかし、ここで教わっても授業についていけないと、やめてしまった児童生徒の声もあり、内容についての検討を求めます。  就学援助金については、国政で生活保護費が引き下げられる状況が出ております。日本共産党は、これに反対をしており、市も反対の声を上げるとともに、その影響を受けないよう今後も対策及び内容の拡充を求めます。  社会教育に関わる者として、野田市の重要な文化財を守る専門的な学芸員の増員を求めます。ここでも遅れているトイレ洋式化の改修を急ぐべきです。  学校給食センターについてですが、市長より自校方式に切り替えていきたいとの答弁がございました。ここは、日本共産党や保護者が長年求めてきたことであり、早期に実現できるよう取り組んでいただきたい。期待をいたします。以上が議案第23号、令和2年度一般会計予算に反対する理由であります。  次に、各特別会計、水道事業、下水道事業についてであります。議案第24号、国民健康保険特別会計予算では、市財源として国民健康保険財政調整基金から6億6,400万円の投入により2万1,701世帯、92.7%ですが、1人当たりの保険料は約1,000円引き下がり、8万4,500円としたことは評価をいたします。同時に、保健事業についても同基金から6,900万円の投入により特定健康診査の無料化、若者健診の無料の実施、人間ドックの費用の一部助成、はり、きゅう、あんま等の助成を引き続き実施をし、市民にとって積極的な内容となっております。このことについては、日本共産党野田市議団は市民の皆さんとともに長年にわたり保険料の引下げと保健事業の充実を求めてまいりました。前年に引き続き、引下げと均等割について評価をいたします。  現在の国保運営制度は、2015年に強行された法の改定によりまして運営されております。その狙いは、都道府県から市町村に給付費抑制、収納率向上、繰入れ解消を指導させるというのが新制度の本来の中身であります。日本共産党は、この法改定に当たりまして、高過ぎる国保料の問題を解決するどころか、さらなる負担増を進めるものと反対をし、国庫負担の大幅増額こそが必要と求めてまいりました。野田市が自治体としての独自性を守り、市民の立場に立って毅然と対応することを引き続き求めてまいります。以上の意見を付しまして、令和2年度国民健康保険特別会計予算については賛成といたします。  議案第25号、介護保険特別会計では、国が進める要支援、軽度者等に対する介護保険給付外しの方向性は、介護予防を充実する立場から反対です。野田市は、介護予防サービスを低下しないとのことですが、将来的な見込みが見えません。また、年金で入れる公設の特別養護老人ホームを創設すべきであります。さらに、介護従事者の処遇改善費の引上げを行い、職員不足を解消し、安心して利用できる介護保険制度を求め、反対といたします。  議案第27号、後期高齢者医療特別会計予算は、高齢者に対する差別医療であり、制度そのものに反対です。千葉県後期高齢者広域連合では、連続して保険料が引き上げられており、ただでさえ苦しい生活の中で保険料負担増となっていることには反対であります。  議案第28号、水道事業会計予算は、これまでの水道料金の高さ、特に少量水使用料の基本料金の高さについては指摘をしてまいりました。今市民の収入が減り、生活が苦しいときだからこそ、値下げ検討の何らかのアクションをすべきであると主張いたしまして、この議案に反対といたします。  議案第29号、下水道事業会計予算は、公共下水道事業を新年度より特別会計から地方公営企業法の財務規定等を適用した企業会計に移行した内容であります。本来下水道は、汚水を排除し、処理することにより、市民の環境衛生の向上を図るとともに、公共用水域の水質の保全に資すること、これを目的とした事業であり、企業の経済性の独立採算制とはいえ、利潤を生み出す事業ではなく、採算の取りにくいところでも事業をやらなければならない、そういう性格のものであります。よって、反対といたします。  議案第26号、次木親野井特定土地区画整理事業については、特に問題はなく、賛成といたします。以上、全ての予算に対する日本共産党の討論といたします。 ◆濵田勇次議員 私は、政清会を代表いたしまして、議案第23号から議案第29号までの議案7件、令和2年度一般会計予算及び各特別会計予算並びに水道事業会計予算及び下水道事業会計予算の全てに賛成する立場で討論いたします。  令和2年度一般会計予算は511億6,600万円と、前年度比5.1%、24億7,900万円の増と、過去最大の予算規模となっております。歳入の根幹である市税が減収見込みとなるなど一般財源の確保が厳しい中、「元気で明るい家庭を築ける野田市」の実現に向けて、未来を担う子供たちへの投資や交通不便地域対策、防災力の向上、野田市の魅力発信など、真に必要な部門への予算配分が行われた適切な予算編成であると評価いたします。  歳入から申し上げますと、市税では、税制改正の影響等による法人市民税の減、土地及び償却資産の減による固定資産税の減が見込まれており、市税全体では約2億3,600万円の減少が見込まれております。市税が減となる一方で、これを補填する形で臨時財政対策債への振り替え分を含めた普通交付税が約3億7,800万円の増と見込まれています。しかしながら、地方譲与税及び各種交付金も含めた経常一般財源全体としては、消費税率引上げにより増額となる地方消費税交付金を除くとほとんど伸びておらず、必要な一般財源の確保が厳しい中、引き続き収支調整のための財政調整基金の繰入れを行わなかったが、収支均衡を図るとともに、普通建設事業費が大きく伸びる中、市債のプライマリーバランスも遵守し、財政の健全性にも配慮されたものとなっております。  歳出について申し上げますと、総務費では、忍者企画展及びサイクリング事業などによりシティプロモーション事業費が増額計上されるとともに、交通不便地域支援事業、窓口の多言語化対応に係るタブレット導入経費が新規計上されております。  民生費の社会福祉関係では、遠隔手話サービス用タブレットの導入により、意思疎通支援事業が増額計上されるとともに、基幹相談支援センター等の業務を実施する地域生活支援拠点事業が新規計上されております。  高齢者福祉関係では、継続事業として老人福祉センター大規模改修工事が計上されるとともに、中根地域福祉センター耐震診断委託料が新規計上されております。  なお、老人生きがい対策費の記念品、祝金に関しては、お祝いと見守りを兼ねた、より効果的な配布の検討を要望いたします。  児童福祉関係では、継続事業として、子ども館整備事業が計上されるとともに、就学前までの自己負担金を無料化する子ども医療費助成金が増額計上されており、子育てに関する施策の充実が図られております。  衛生費の保健衛生関係では、対象を国民健康保険被保険者から18歳以上の市民全体に拡大して実施する健康・スポーツポイント事業が新規計上されております。  なお、堆肥においては、長期的な自然環境、また循環型社会及び農業、そして収支を踏まえた上での施策の見直し検討を要望いたします。  環境衛生関係では、ごみ分別促進アプリの多言語対応経費が新規計上され、清掃関係では継続事業として関宿クリーンセンター解体工事が計上されております。  労働費では、勤労青少年ホーム耐震診断委託料が新規計上されております。  農林水産業費では、湛水防除施設の適正な維持管理を行う適正化事業費が増額計上されるとともに、強い農業・担い手づくり総合支援交付金、産地パワーアップ事業費補助金が新規計上されております。  商工費では、継続事業として道の駅基本計画等策定支援業務委託料が計上されるとともに、商品開発支援事業補助金が新規計上されております。  土木費では、連続立体交差事業及びその関連事業である愛宕駅西口駅前広場等整備費、野田市駅西土地区画整理費及び中野台中根線道路改良事業費が計上されるとともに、愛宕駅西口歩行者専用道路における駅前美術館や梅郷駅西口駅前広場における街音ライブの実施に向けた準備経費が新規計上され、まちのにぎわい創出に資する事業も計画されております。  消防費では、全避難所への発電機設置、備蓄品の充実、防災Wi―Fiステーションの導入、職員参集や情報共有等に資するメール配信システムの導入、特殊災害救助に活用する無人航空機ドローン等の購入経費などが計上されており、災害対応能力の向上に努められています。  教育費の学校関係では、子ども未来教室事業費が拡充されるとともに、4月から野田幼稚園において給食を開始する経費も計上されております。  社会教育関係では、鈴木貫太郎記念館耐震診断委託料が計上され、保健体育関係では総合公園庭球場改修工事が新規計上されております。  また、国民健康保険、介護保険、次木親野井特定土地区画整理事業及び後期高齢者医療の各特別会計予算並びに水道事業会計予算及び下水道事業会計予算についても、それぞれの目的に沿った適切な予算措置がなされていると評価いたします。  なお、令和2年度予算審議に関する資料の中で、今回は事務事業の見直しに伴う新規、拡充、縮減、廃止した事業の概要、理由、事業費、財源内訳の資料提供をいただき、より質の高い予算審議になったと思います。次回もこの資料の提供をお願いいたします。  また、政清会では、なるべく決算審査を踏まえた、政策に重きを置いた質疑に努めました。以降もこのような姿勢で臨むことをもちまして、令和2年度一般会計予算ほか全ての予算に賛成いたします。  以上です。 ◆谷口早苗議員 無所属の会の谷口早苗でございます。私は、ただいま議題となっております議案第23号から第29号、令和2年度野田市一般会計並びに各特別会計、水道事業、そして下水道事業の予算に、意見を付してではございますが、賛成する立場で討論いたします。  一般会計の予算規模は約515億6,000万円であり、令和元年度予算と比較いたしますと、約24億7,000万円、5.1%の増と、過去最大の予算規模となります。  まず、歳入では、対前年度の予算比で個人市民税増を見込んでおりましたが、法人市民税は、企業収益の伸び悩みに加え、平成28年度の税制改正により法人税割の税率が3.7%引き下げられることから、減少となりました。これを補填する形で、臨時財政対策債を含む実質的な普通交付税が増額見込みとなりますが、経常一般財源全体としては、税率引上げにより増額となる地方消費税を除くと約5,000万円程度の伸びにしかなりませんでした。  歳出の増加の要因を見てみますと、消費税引上げに伴う物件費等の伸びと消費税増税分を活用した社会保障の充実や幼児教育、そして保育の無償化への対応と会計年度任用職員制度への対応です。そのほか、連続立体交差事業や公共施設の老朽化対策に伴う建設事業費の増加や学校の空調設備設置事業に係る市債の償還が本格的となりました。また、地方消費税交付金については、社会保障の充実や幼児教育・保育の無償化等の地方負担に全額充てることになるため、ほかの事業の財源にはなりません。このようなことから、大幅に増加した歳出に対して、必要な一般財源の確保が非常に厳しい状況の中での予算編成になります。それらの状況も踏まえながら、歳出を項目別に申し上げてまいります。  総務費についてですが、シティプロモーション事業の拡充と忍者企画展及びサイクリング事業、交通不便地域支援事業、そして窓口での多言語対応、タブレット購入の新規計上です。今後の野田市の魅力発信の強化と市民サービスへの提供が図れることを期待しております。  続いて、民生費ですが、男性のための電話相談委託料、七光台会館大規模改修工事、手話普及啓発事業、中根地域福祉センター耐震診断委託料を新規計上しております。  また、小規模保育事業補助金を新規計上しております。そして、就学前での自己負担を無料化する子ども医療費助成費、児童虐待防止対策事業、子ども館整備事業費が計上されており、今後の福祉向上に期待をしています。  衛生費の保健衛生関係では、国民健康保険被保険者から対象を18歳以上の全市民に拡大して実施する健康・スポーツポイント事業が計上されており、拡大を図ることによって、市民の健康意識がさらに高まること、そしてスポーツに参加する機会が増加することを期待しております。また、受診者の利便性に配慮し、複合検診が可能となったことに対し、高く評価いたします。  そのほか、ごみ分別促進アプリの多言語対応経費を新規計上しています。多言語対応によって、野田市の複雑な分別に対し、スムーズな分別ができることを期待いたします。  また、責任を持ってごみを出してもらうという考えは否定はいたしませんが、個人情報の塊であるごみに記名をするということに抵抗があるという方々もいらっしゃいます。この記名制度に関しては、見直しをしていただきたいと強く要望させていただきます。  農林水産業費については、産地パワーアップ事業が新規計上されております。今後の強い農業と担い手づくりに期待いたします。そのほか、適切な管理を行うため、基幹水利施設ストックマネジメント事業、そして湛水防除施設に対し、引き続き適切な対策を講じていただきますようよろしくお願いいたします。  商工費では、商品開発事業補助金が新規計上されております。この開発補助金によって、地域産業の振興と発展が図れればと期待をいたします。  また、継続事業の道の駅基本計画策定支援委託料が計上されております。今後の予定として、商業や農業団体へのヒアリング、そして市民アンケート調査を踏まえた上でとありました。市民の声を反映し、市民からも、そして市外からも必要とされる道の駅になることを期待しております。  土木費では、中野台中根線整備の進捗と連続立体交差事業の整備が計上されております。引き続き工事の際には、騒音等の配慮をお願いいたします。  また、梅郷駅西口駅前広場における街音ライブ実施に向けた経費が新規計上されており、そのほか白鷺川しゅんせつ工事の予算が計上されておりました。白鷺川の付近に住む方々の要望をかなえていただき、この場を借りて感謝を申し上げます。この予算に対しましては、高く評価をいたします。  消防費では、防災力の向上を図るため、全ての避難所への発電機設置、備蓄品の充実、防災Wi―Fi環境を図る経費と職員の情報共有メールシステム導入経費や災害時に活用が期待されるドローンの購入費が新規計上されております。災害は起きてはほしくないものですが、いざというときに多くの市民が安心してしのいでいける備蓄の充実と対策を引き続き講じていただきますよう、よろしくお願いいたします。  教育費につきましては、二ツ塚小学校給水設備改修工事、立木伐採が新規計上されております。また、スクールロイヤー、そして教育委員会アドバイザー配置事業費が計上されております。今後も子供たちの育成と子供たちが安心して過ごせる環境づくりに御尽力いただければと思います。また、土曜授業に関しては、学力向上につながる取組を引き続きお願いいたします。  保健体育関係では、総合公園庭球場の改修工事が新規計上されておりました。この庭球場は、年間多くの方が利用しております。工事の予定が早く完了した場合は、工事期間中であっても施設の利用を開始していただければいいのではないかと提案させていただきます。そのほか、ウオーキング大会負担金、文化・スポーツ推奨奨励金の予算計上を評価いたします。  以上、令和2年度予算全ての事務事業について、厳しい予算編成でありながらも、市民サービスの充実を図る取組がなされております。よって、一般会計並びに各特別会計、水道事業、そして下水道事業は特別会計から今年度から公営企業会計に変わりましたが、適正な予算編成と判断いたしまして、賛成討論とさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(竹内美穂) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。初めに、議案第23号令和2年度野田一般会計予算を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号令和2年度野田国民健康保険特別会計予算を採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号令和2年度野田介護保険特別会計予算を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号令和2年度野田次木親野井特定土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号令和2年度野田後期高齢者医療特別会計予算を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号令和2年度野田水道事業会計予算を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号令和2年度野田下水道事業会計予算を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。本日市長から議案第33号、議案第34号、議案2件が提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題にしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案2件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 △議案第33号 和解について ○議長(竹内美穂) 日程第32議案第33号和解についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 ◎環境部長(柏倉一浩) 議案第33号和解について御説明申し上げます。  本案は、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故により、平成26年度から平成28年度までの間、市が放射能対策のために支出した経費に係る損害賠償請求のうち、相手方が応じないものについて、原子力損害賠償紛争解決センター、通称ADRにあっせんの申立てを行ったところ、同センターから和解案が提示されました。  和解案の内容につきましては、相手方、東京電力ホールディングス株式会社が賠償責任として市に対し6万4,200円を支払うというものでございます。和解案の損害賠償額は、納得できるものではありませんが、一部経費については認められたこと、また損害賠償請求額には平成29年7月にADRを通して和解した際にも認められなかった専任職員の時間内の人件費や堆肥センターの運営業務委託料も含まれており、東京電力ホールディングス株式会社が賠償責任を認める可能性は極めて低いと考えておりましたが、市が独自基準などを設けた上で、市民の安全を最優先に考えて除染作業を実施してきたことを主張すべきと考え、損害賠償請求を進めてきたことから、誠に遺憾ではございますが、早期に賠償を実現させるため、和解に応じようとするものでございます。  以上を勘案し、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(竹内美穂) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第33号は、総務委員会に付託いたします。 △議案第34号 令和元年度野田一般会計補正予算(第11号) ○議長(竹内美穂) 日程第33議案第34号令和元年度野田一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 ◎企画財政部長(中沢哲夫) 議案第34号令和元年度野田一般会計補正予算(第11号)は、歳入歳出予算及び繰越明許費の補正でございます。  歳入歳出予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,046万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ518億9,631万9,000円にしようとするものです。  補正の主な内容は、政府の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策として、市が保育所、学童保育所、地域子育て支援拠点、つどいの広場に配布する空気清浄機、マスク、消毒液等の一括購入費用に加え、民間保育所においても同様に感染防止用備品等の購入費用に対する補助が国負担10分の10により措置されることから、これらに機動的に対応するために歳入歳出予算及び繰越明許費を設定させていただくものでございます。  そのほか、繰越明許費に新型コロナウイルス感染拡大防止措置の影響により工期が遅れる事業についても追加で設定させていただいております。  以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(竹内美穂) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第34号は、総務委員会に付託いたします。  なお、ただいま総務委員会に付託いたしました議案第33号及び議案第34号につきましては、次の休憩中に委員会室において総務委員会を開き、審査されますよう申し添えます。  暫時休憩いたします。                 午後1時50分  休 憩                                                               午後3時15分  再 開 ○議長(竹内美穂) 再開いたします。  休憩中に行われました総務委員会の委員長の報告を求めます。 ◎総務委員長(山口克己) 総務委員会に付託されました議案2件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第33号和解について申し上げます。  本案は、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に関わる損害賠償請求について、原子力損害賠償紛争解決センターから提示された和解案に基づき、和解しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。近隣市の対応について、賠償金として認められた経費の内容について、請求額と賠償金の総額について、本和解の効力が及ばない経費について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。初めに、反対討論について申し上げます。この問題については、国の原発推進の政策及び東電の認識と対応の甘さが招いたものであり、その意味では野田市も被害者である。今回求めていた賠償額は、実際に市が負担したものであり、結果的に市民への負担として跳ね返るものである。また、和解案で示されている賠償額は市の新年度予算に対して余りに小さく、和解の効力が及ばない範囲も市民の受けた被害等を勘案すると納得できないし、和解の内容にも納得できるものではないことから、この議案に反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。放射能事故に対し、国の定める基準値は根拠が乏しいと異議を唱え、国よりも厳しい市独自の基準値を設けた時点で最終的に今回の和解案のような結果が出ることは容易に想像できたが、市民の生命、財産を守るために取られた決断は大いに評価するものである。今回の主張は、市民の不安解消に資するものであり、一部を認められたことは市民を絶対に守る覚悟の一端が感じ取れる和解であることから、この議案に賛成するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号令和元年度野田一般会計補正予算(第11号)について申し上げます。  本補正予算案は、歳入歳出予算及び繰越明許費の補正であり、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,046万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ518億9,631万9,000円にしようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。農業生産振興諸費の3月補正額のうち繰越明許費となる件数について、新型コロナ感染症対策の予備費対応分に対する補助金について、児童福祉費補助金の具体的な内容について、マスク等の入手策について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  審査の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会に付託されました議案2件について報告を終わります。 ○議長(竹内美穂) ただいまの報告中、議案第33号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第33号和解についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(竹内美穂) 起立多数であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第34号令和元年度野田一般会計補正予算(第11号)を採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(竹内美穂) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、市長から発言を求められておりますので、この際これを許可いたします。 ◎市長(鈴木有) 大変貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。  佐藤建設局長が3月31日付をもちまして野田市を退職し、国土交通省に帰任することとなりました。平成30年4月1日から2年間にわたり御活躍をいただき、市政のために御尽力いただきましたことに対しまして改めて御礼を申し上げたいと思います。  なお、3月31日離任となりますので、議員の皆様にお会いする機会は本日が最後になるかと思います。この場をお借りいたしまして、本人から挨拶をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◎建設局長(佐藤眞平) 大変お疲れのところ、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶をさせていただきたいと思います。  ただいま市長から御紹介がありましたとおり、3月31日付で退職し、国土交通省に戻ることとなりました。平成30年4月から2年間と短い期間でしたが、道の駅の検討体制の構築、そして連続立体交差事業、それに伴う区画整理の推進など、市のまちづくりのために微力ながらお役に立てたのではないかと思っております。これも議員の皆様方や市長をはじめとした職員の皆様方の御支援、御協力のおかげであり、この場をお借りいたしまして、厚く御礼申し上げます。  国土交通省に戻ってからは、江戸川を渡った埼玉県草加市にある北首都国道事務所の事務所長として赴任することとなりました。この事務所は、外環道、圏央道、そして越谷レイクタウンを通る国道4号バイパス東埼玉道路の建設を担当しております。野田市の皆様の生活に近い場所での道路整備を担当することとなりました。これも何かの縁かと感じております。今後ともいろいろとお世話になることもあろうかと思いますが、引き続き御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(竹内美穂) 次に、企画財政部長から発言を求められておりますので、この際これを許可いたします。 ◎企画財政部長(中沢哲夫) 長時間の日程で大変お疲れのところ、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。野田市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例を専決処分させていただくことにつきましてお願い申し上げます。  現在国会におきまして、令和2年度税制改正等に伴う地方税法等の一部を改正する法律案が審議されております。市税に係る主な改正内容を申し上げますと、個人市民税関係では、全ての独り親家庭の子供に対して公平な税制を実現する観点から、令和3年度から未婚の独り親について寡婦(寡夫)控除を適用、併せて寡婦(寡夫)控除の見直しを行うこととしております。  固定資産税関係では、所有者不明土地等に係る課税上の課題に対応するため、固定資産の使用者を所有者とみなす制度の拡大などを行うこととしております。また、たばこ税関係では令和2年10月から軽量な葉巻たばこの課税方式の見直しなどがございます。  これらの改正のうち令和2年4月1日施行の固定資産税に係る使用者を所有者とみなす制度の拡大などにつきましては、法案の成立、法律の公布を待って専決処分をさせていただき、その他の改正につきましては6月定例会以後において条例案を提案したいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(竹内美穂) これにて本議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  以上で令和2年第2回野田市議会定例会を閉会いたします。                 午後3時28分  閉 会...